2011年09月05日

辺野古のフェンスに掲げるバナー(平和へのメッセージ)募集中!



海兵隊の野営訓練が終了すると、フェンスのバナーの盗難は無くなりました。まだ数えてはいませんが30枚くらい盗まれたでしょうか。以前のフェンスの写真と比べると、多くのメッセージが失くなり、歯抜け状態なのがわかると思います。

海兵隊にくる若者達は、それぞれの故郷では、良き隣人であり、家族や友人、恋人と「普通の生活」を営んでいるのでしょう。しかし、ここ沖縄で彼らは「躊躇なく殺す」訓練に明け暮れ、暴力による支配、占領が賞賛されるコミュニティに入ります。

彼らの蛮行の対象は常に地域住民、軍隊が軍隊以外の存在を護るなどと、この国の官僚や政治家が言うことを本気で信じているとしたら、原発は絶対事故を起こさないと信じるくらい愚かなことです。

沖縄もまた米軍が犠牲を払いつつ強大な暴力によって支配した場所、彼らがこの島で行うレイプ、殺人、強盗、傷害は、且つて敵であり、今も仮想敵である沖縄県民に対しては当然の所業であり、米国や日本政府による琉球への差別的、暴力的な支配は、戦前から今に至るまで、絶えることなく続いています。

バナーに描かれた人の思いを踏みにじり、奪うこともまた、彼らにしてみれば、当たり前の沖縄との関係の持ち方でしかありません。


でもって・・・彼らが持ち帰ったバナーは自室の壁を飾るのでしょうか?

是非車にでも飾ってくれれば良いな〜
「沖縄を奪うな!」と掲げられたクルマが、
知らない間に、基地の中や、米国を走ることを想像する、と少し楽しくなりますね。(^-^)



さて、奪われたモノは、倍の早さで取り付けて行きましょう!

メッセージ・バナーの募集です。

【辺野古の浜に掲げる平和のメッセージ募集!】
さてこの度、盗まれたバナーに代わって、世界中から平和のメッセージを募集します。
どうぞ下記の住所宛に、みなさんのメッセージをお送りください。
盗まれても、燃やされても…私たちの抵抗の意思、平和を創り出す力は決して挫けることはありません。

国はとうとう住民の意思を無視し、自治体の抵抗を力と兼ねで抑え込み、不完全で恣意的なアセス調査結果を元にして、この海を埋め、新たに巨大な軍事基地を作る手続きを再開すると明言しました。彼らの不正な行動への非暴力抵抗を支える為のは、世界中の人々との思いの共有が不可欠です。

どうかメッセージを送り、私たちと繋がってください。
あらゆる手段で連帯し、協力してください。よろしくお願いします!

2011年9月5日、辺野古浜有志一同
送り先:905-2171名護市辺野古テント村

なお、海辺は風が強い為、大きめの布には少し丈夫な生地を使用し、四隅だけでなく数カ所にフェンスにくくるヒモを付けて下さると良いと思います。大きい作品は裁ち切りでなく縁が付いていると破れにくく、なお一層良い具合です。

大木晴子さんの『明日も晴れ』に6月に訪れてくださった時の写真がたくさん掲載されています。ぜひ御覧ください。





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Posted by n_n at 19:52 │おしらせ