2015年08月07日

沖縄に、辺野古に、髙江に、心よせてくださる みなさんへ… 2015年4月



今日も辺野古の海には、小さなカヌーが漕ぎ出し、
灼熱のゲート前では高齢者のみなさんが体を張り、
抗議し、抵抗を続けている…

一人でも多くの人たちに現場に集まって欲しい、
少しの時間でも、抵抗のために現地に足を運んで欲しいのです。

政府は、公安警察、機動隊と海上保安庁、自衛隊と米軍、何千億円もの金と権力・軍事力を使い、沖縄の人々を暴力的に制圧しようとしている…
そう米統治時代に銃剣とブルドーザーで人々を追い遣った米軍統治時代と同じように。

それに対して抵抗する私たちは、ただただ弱い人間の集まりです。
日米の軍隊、警察と戦争を出来るような力など、持っていません。

しかし沖縄の人間たちはこれまで何十年もの間、圧倒的な暴力に対峙し、抗い、闘い続けてきた。これからも…ブイが投げ込まれようとボーリングがはじまろうと、ブルドーザーや戦車、戦艦が派遣されようと、闘い続けます。

でも、基地建設を止めることを、
これほど酷い暴力に対峙することを、
沖縄の人間だけが担い続けなければならないのでしょうか?
ここから先はとても個人的な思いです・・・・


基地建設を、暴力を止めるのは、みなさんの責任。
いま現場の人間ができることではありません。
わたしたちはその刃が沖縄に、この海に届くのを一寸遅らせることしか出来ません。

みなさんが…あなたが、日本を変えてください。

沖縄を犠牲にする浅はかな官僚、浅はかな政治を駆逐してください。
暴力と戦力を信奉する政党をのさばらさず、
町内会に、議員に、その支援団体、宗教団体に働きかけてください。
安易な脅しに乗り殺し合いに参加したいのか、止めることに協力するのかを…根気よく問いかけてください。

みなさんが出来るあらゆることをいますぐしてください。

沖縄に、辺野古に、高江に結集を求めます。
同時にどうかお願いです。
沖縄だけの闘いではありません。
辺野古や高江だけの闘いではありません。
みなさんの力で、日本を変えてください・・・・

みなさんの住む場所で、沖縄の声を聴き、みなさんが変わってください。
日本を変えて下さい。
基地建設をとめてください。


なお、この呼びかけは、辺野古浜通信単独のものであり、どの反対派団体、抵抗団体等とは関わりはありません。ご了承下さい。

2015年4月投稿
沖縄に、辺野古に、髙江に、心よせてくださる みなさんへ… 2015年4月
photo(Schwab gate) is taken by Chie Yokoyama


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