辺野古浜通信

昨日８月３日の出来事について平和市民連絡会の報告を許可を得て転載します。（改行、強調は浜通信）

みなさまへ
沖縄平和市民連絡会

『オスプレイ追加配備阻止・不当逮捕糾弾！の緊急行動への参加を。』

　報道されていますように、日米両政府は、オスプレイの追加配備を強行しました。８月３日（土）４機、８月５日（月）に８機普天間基地に配備すると予告して、８月３日に２機配備しました。この２機とも野嵩区の上空をヘリモードで飛行して普天間基地に着陸しています。

　米軍・沖縄防衛局・沖縄県警本部は、追加配備に向けて、野嵩ゲートの僅かな緑地帯と斜面にフェンスを張り、同時にゲート入り口の境界線を1.5m横断歩道に寄せて、県民の抗議行動ができないように策動し、姑息で陰湿な弾圧を準備してきました。

　７時前に野嵩ゲート前に行ってみると、昨日は土曜日で、普通どおり野嵩ゲートは閉じていました（土、日は野嵩ゲートは閉まっている）。そこで私たちは、横断歩道を基地側に沿って前を開けて座り込みを行いました。

　ところが、８時過ぎに、突然、米軍車両が通るといって、ゲートを開けてきました。
　この米軍車両とは何時も私たちの抗議行動の写真を撮ったり、フェンスにかけてある横断幕等を抗議行動が手薄になるのを待って盗み取っているスパイ車両でした。
　ここでも県警本部と示し合わせて、ただ私たちの座り込みを排除する目的のみでゲートを開けて、機動隊を導入して排除しています。

　この時、ゲート前で毎日抗議行動をしている私たちの仲間をねらい打ちで逮捕しています。また、平和市民連絡会の代表世話人で、「県民会議」の共同代表でもある高里鈴代さんに足の靱帯を痛めるケガを負わしています。

　私たちの毎日のゲート前行動（昨年の１０月以降の私たちのゲート前行動も１１ヶ月目にはいっています。
　米軍の休み以外は毎日
　普天間第３ゲート（野嵩ゲート）で 7:00 ～ 10:00、15:00～17:00
　普天間第１ゲート（大山ゲート）で 6:00 ～ 8:00
　出入りの米軍車両への抗議とゲート前国道を通る県民への連帯行動を行っている）に追い込まれた海兵隊の悪あがきの姿ではありますが、しかし、絶対に許してはなりません。

　早速、昨日午後２時から宜野湾署に抗議と本人への激励・奪還の行動を行っています。
　接見をした池宮城弁護士、三宅弁護士らによると本人は元気で完黙で頑張っているとのことです（山城博治さんが県民会議事務局長として宜野湾署前での抗議の全面に立っています）。

「県民会議」では以下の行動を確認しています。全力で取り組んでください。
　・８月４日（日）９：００～野嵩ゲートでの抗議集会
　・８月５日（月）９：００～野嵩ゲートでのオスプレイ追加配備阻止行動
　平和市民連絡会では８月５日（月）も７：００～野嵩ゲートに結集してこれまでと同じように「ゲート前抗議行動」を行います。ご参加下さい。

とりあえず緊急に以上報告します。城間