2011年10月27日

辺野古のフェンスに翻るリボン・・・・防衛局の“ドブ板”まわり

辺野古のフェンスに翻るリボン・・・・防衛局の“ドブ板”まわり辺野古のリボン・・・・私たちは、静かに燃えています。取られるより、足す方が多い

沖縄タイムス|「移設と振興 リンクで」推進派が大会:「北部振興策は普天間移設が前提になっており、これがないと北部に金は流れない、血税を流す意味がない」前原政調会長と自民党の中谷元元防衛相からの電報も披露。来場者は主催者発表で2240人 (10月27日)

昨夜のTBSニュース(news.tbs.co.jp/newseye/tbs_ne)で、防衛局職員の「ドブ板まわり…」が、ほんのちょっぴりだけ紹介されていました。自治会、賛成派、町の有力者、漁協や土木会社…大勢の職員が毎日のように街中を走りまわっています。当然、テレビで放映できる「オスプレイがどんなに安全か」という話しの為ではありません。簡単にいえば「困っているなら、簡単にお金を手に入れる方法がありますよ」といってまわっているのです。地権者、有力者、基地に反対している人たちも含めて、誰が、何処で、どんなことで困っているのか、誰と誰がどのような繋がりがあるのかをつぶさに聞き取りながら・・・

沖縄島北部で仕事が無いということは、他の場所とは違って「なにもできない、生きていけない」ということに直結します。復帰後急速に第一次産業を衰退させ、土木事業などで「現金」を手に入れなければ生きていけない構図ができたからです。植民地、先住民支配の典型的な構図…。防衛局の工作員たちはそこを巧みに狙ってきます。

困窮した人々は、生き残るために、子どもたちのためにと防衛局が差し出す金に手を出し、「賛成派」にイヤイヤなる。しかし土木事業で作ったものより、失ってしまい二度と手にできなったもののほうが、遥かに大きい。子ども達から何もかも奪っておいて、子どもたちはこの地で更に自らの身体を削りながら生きていくことを選ぶだろうか? もう無理だと、皆が気がつき始めていることに、防衛局は焦りを感じています。しかし、生活はますます困窮している・・・彼らの付け入る隙は、まだまだあります。

北部振興大会…北部の産業を何とかしたいという願いで集まった人たちを騙し討ちして、辺野古の決議、基地による振興の推進を決議したところも確かにありますが、沖縄における、特に北部における土木従事者の数は大変多く、彼らの影響力は数少ない現金収入の元締めとして大変大きく、そこでは「沖縄県民の思い」とはまったく別の論理が適用されます。その数を侮ってはあなりません。

彼らに対抗するには、否定や「反対」は対抗軸とはなりません。
私たちもまた、このシマでどう生き残っていくのか?真剣に、真摯に考えていくことが必要です。
未来に向けて・・・・一瞬の振興策ではなく、夢と希望をもって!

あきらめません。


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Posted by n_n at 12:24 │座り込み