2010年12月18日

わずか3分間! 日本の首相の植民地視察




辺野古浜に「NO BASE」という布文字と「民意は基地建設 NO」の看板を敷き詰めて、日本国の首相をしている人を待っていましたら・・・ヘリが飛んできました。

上空をグルっと一周して・・・あれ?
そのまま帰ってしまいました。

その間わずか3分間! お茶を出すどころか、カップ麺をふやかす時間もあるか無いか!?

今日はいい天気、陽光にきらめく明るいリーフの色の美しさ、大浦湾の珊瑚のきらめきを潰すことの罪悪感に苛まれたから、こんなに早く帰ったのでしょうか?それとも、沖縄の民と神と自然界の怒りに眼と魂を撃ち抜かれて逃げ出したのでしょうか?

「市民派」菅直人は、軍隊と警察に守られ、おざなりで一方的な植民地視察を行いました。
一人の市民とも出会わず、県知事の言葉も遮るように無視し、ここ何十年も自民党がやってきたのと同じように、彼のニーズを「理解」し彼らの為に痛みも苦しみも、事故もレイプも、犯罪も屈辱も沖縄は「甘受」せよと押し付けて帰って行きました。

わずか3分

積年の市民の苦しみを無視するには、充分すぎる時間なのでしょう。


同じカテゴリー(座り込み)の記事

Posted by n_n at 15:13 │座り込み