辺野古浜通信

2015年2月22日沖縄県名護市辺野古で「止めよう 辺野古新基地建設！県民集会」が米軍キャンプ・シュワブのゲート前で開催されました。当日は、離島も含め­た沖縄各地から約2,800人の人が集まり、新基地建設に「NO！」を訴える市民の声­で会場はいっぱいになりました。


沖縄の民意は、県知事選、衆議院選挙、そして名護市長選でも「新基地反対」であること­が明らかになっています。それにもかかわらず、基地建設を進めようとする沖縄防衛局は­辺野古・大浦湾の海底に巨大なコンクリートブロックを投下し、それによってサンゴが傷­つけられています。


辺野古の海域は日本で最も北に棲む「北限のジュゴン」の生息地で、ジュゴンは国際自然­保護連合（IUCN）の「絶滅危惧種」に指定される希少な生き物です。グリーンピース­は沖縄・辺野古の声を全国に届けるため、新基地建設に反対し続けている市民の方々、カ­ヌーに乗って海で抗議を続ける若者たちにインタビューをしました。


グリーンピース・ジャパンは、世界のグリーンピース・オフィスと連携し、この問題を国­内だけでなく国際的にも広めるため、かねてより環境問題に熱心なケネディ駐日米国大使­に向けて「辺野古での新基地建設を止めさせてください」というメッセージを込めたグロ­ーバル署名を開始しました。


必要なのは、たった50秒。


▶︎ 【グローバル署名】「Save The Dugongs 沖縄・辺野古のジュゴンを守ってください！ 」
　http://www.greenpeace.org/japan/henoko/

グリーンピース・ジャパンスタッフによる、当日の様子を現地レポートした動画もあわせ­てご覧ください。
▶︎ [日本語] ジュゴンの棲む海を守る - 2.22 辺野古基地移設問題最大の集会 #SaveTheDugongs
　https://www.youtube.com/watch?v=fQP10...

▶︎ [English] Okinawa, Henoko Bay, Save the Dugongs 2015
　https://www.youtube.com/watch?v=Iv8m7...

※ 参加地域：日本、アメリカ、オーストラリア、ギリシア、北欧（デ­ンマーク、ノルウェ­ー、フィンランド、スウェーデン）、東南アジ­ア（インドネシア、フィリピン、タイ、­マレーシア）、中欧・東欧­（オーストリア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ス­ロヴァ­キア、スロベニア）。国によって実施・終了時期は異なります。