2014年11月22日

辺野古への結集、全国での取り組み ありがとうございます。

本日の辺野古への結集、ありがとうございます。みなさんの集まりのおかげで資材搬入を止めることが出来ました。首相官邸前に集まっていただいた300名のみなさんにも感謝です。

海上保安庁は浮き桟橋を撤去、ゴムボートも2隻を残して陸揚げを行い、巡視艇も撤収しました。メディア関係者からは「衆院選挙まで一旦作業が止まるかも知れないとの情報もありました。また沖縄県も沖縄防衛局が提出した工法変更申請に関し3次質問を送付する方針を固め承認可否判断を翁長新知事に委ねるとの報道も出ています。

もちろん報道・メディア・県警・海保の言い分をすべて信じることは出来ませんし、今夕からの動きも注視していきます。

今日の工事中止は、2日続けて80代、60代のお年寄りへの県警の暴行が明らかになり、世論への影響大きさに衆院選への影響を怖れたのかもしれません…

しかし、一先ず今日は、10万票の大差をつけ勝った沖縄県知事選での県民の決意と意思表示、市民の結集によって、工事開始を止め、ゲート前歩道に不法に置かれた山形鉄板の場所を取り戻し、座り込み・集会で勝利のカチャーシーを舞うことが出来ました。

重ねての御礼と明日からの辺野古・髙江への結集と、全国での自民党暴走阻止への取り組みを改めてお願いいたします。

辺野古への結集、全国での取り組み ありがとうございます。
photo by Y. Okamoto

【1122辺野古・大浦湾・シュワブ前:宮城康博さんより】

 今日は、4時起きで名護に向かい、早朝から海に出たが、海保が撤収した話は報告した。終日海上を覚悟していたものだから時間ができて、名護を離れる前にゲート前に参加(というか立ち寄った)。殺人鉄板の上に、人々は座り込んでゲートを封鎖していた。アルソックや県警、その後に言われたから出てきてますみたいな沖防の職員3人。撮影する公安ちらほら。この鉄板の上は公道。民衆の場所に殺人鉄板が敷かれ、その上に民衆は座り込む。その場所ですらが、不当極まりない形で蛇腹のフェンスで区切られている。権力は自在に蛇腹を開き閉めできるしする。アルソックや県警その他が立ち民衆と対峙し、機動隊バスが入ってる場所は基地。提供施設及び区域。

 現実がここに凝縮されている。辺野古・大浦湾の海を基地そのものといっていい第1区域に拡大する臨時制限区域も同じ。海上行動隊のカヌーや船団の航行は、この殺人鉄板の上の座り込みと呼応し共鳴する。

 沖縄を不当にも占領し続ける権力と対峙し沖縄を奪還し解放する。そういう意味では、自己決定権を求める「建白書」しまぐるみ運動もそう。

 沖縄は、いま、多様で様々な動きがうねりとなり潮流となりつつある。県知事選挙の結果は、その潮流のひとつの大きな成果。そして、さらに先へ進む。うねりはおさまらない。おさめない。

辺野古への結集、全国での取り組み ありがとうございます。
* オイルフェンスの外側で海保撤収作業を監視するため待機するカヌーのメンバー

辺野古への結集、全国での取り組み ありがとうございます。
* 撤収される海保GB


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