2012年10月11日

約束はまたも守られず…辺野古の浜では新兵の野営訓練

辺野古では、連日、何かを試すかのようにオスプレイが一機ずつ姿を現し。集落をかすめながら沖縄高専近くの着陸帯に降りていきます。低いローター音がとても気持ち悪い。先日測定したところ高専では82デシベルの騒音があったそうです。

もちろん海兵隊は「日米合同委員会合意」や日本国の防衛省なんて、初日から無視し続け、学校の真上、住宅密集地を低空飛行で飛び回っています。これがオスプレイ「本格運用前」の現在の状況。本格運用後は本当に酷いのだろうなと容易に想像できます。

約束はまたも守られず…辺野古の浜では新兵の野営訓練

浜辺では新兵たちが野営の訓練でしょうか、コンテナから荷物を引き出しています。

台風の潮風に当たって木々の葉っぱが枯れて落ち始めている浜辺ですが、米軍のつくった忌々しいフェンスのおかげで、台風の際の浜辺全体の潮の流れが変わり、浜辺の砂が大きく移動しています。カメたちが卵を産んだ上に大量の砂が積み上がっている箇所もあります。小亀たちは生まれたとたんに圧死するか、卵から出ることができず、そのまま窒息死することでしょう。

もっとも、ここに広がる海も、海岸も、島もすべて潰してオスプレイの為の滑走路や軍港を新しくことが「沖縄の負担軽減」だと、力ずくで沖縄の民衆に「理解」させることが自民党、民主党そして官僚たちが米国から命じられたミッションです。小亀の死が顧みられることもないのでしょう。

「直ちに影響はありません」
…ほとんどすべての環境影響調査での政府の回答は虚ろに響きます。


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Posted by n_n at 11:44 │座り込み