2011年11月29日

抗議の集中を!そして差別の構造を見つめ続けること…

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今朝の琉球新報一面の内容について、すでに多くの方が議論されています。田中の「更迭」によって事態を収束したいとの思惑も見え隠れしますが、彼の言葉は、まさに日本国、米国思考そのものです。

その発言と同時に新報記事そのものについてProject Disagreeの文章が差別と人権蹂躙の構造を端的に指摘されているので、そのまま転載します。
私たちは、怒りと共にその差別性について十分に私たち自身の内にも批判的に捉える必要を忘れてはなりません。

田中聡局長の発言についてはProject Disagreeを
http://www.projectdisagree.org/
高江に今日も、この状況でも防衛局が来ています。状況はこちらを
http://takae.ti-da.net/

以下、Project Disagreeより
高江では、防衛局による住民への蹂躙が続いています。

まず防衛省、沖縄防衛局、そしてこのような人物を沖縄に派遣する日本政府に強く抗議を!
*沖縄防衛局 098-921-8131
*防衛省03-5366-3111
*内閣官房 03-5253-2111

辺野古発言だけではない。このような人物が高江のヘリパッド工事に反対する人びとに「合点がいかぬ」などと言って工事を強行しようとしているのである。高江に集まって抗議して下さい。

抵抗を黙らせ、抵抗を黙殺し、抵抗を否定し、抵抗を力でねじ伏せたうえで、「合意のうえだった」と言う準備すら、している。まさにレイプの構造そのものではないか。

そして、「女性をさげすみ」と書き込んでしまう新報の無自覚なマスキュリニティにも強い異論を唱えておく。後回しになどせず即座に。取材した記者が男の側に立っているとして、このように書くことで自分が犯されるかもしれない恐怖を感じずに済ませ、女に対するレイプの話でこそ「怒りのマグマ」スイッチが入るという男根主義を露呈している。

そもそも防衛局が主催する居酒屋での報道陣との懇談会とは一体どのような空間なのか。「飲みの席でこそ重要な話を聞ける」というマスメディア、ジャーナリズムと、そういう関係づくりによって「ネタ」のリークをコントロールできる気になっている防衛行政の双方によって共犯的に温存されている場だからこそ、出てきた発言なのだ。

ナイトメア発言の植民地主義と同時に、この共犯的な男根主義そのものを覆さなければ、反基地運動の意味は深まらないと思う。


高江でも、辺野古でも、泡瀬でも、座り込みは続いています。
怒りとともに、
祈りとともに・・・・・。

抗議の集中を!そして差別の構造を見つめ続けること…

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Posted by n_n at 15:17 │座り込み