2010年09月14日

地元の民意に委ねるな! という、「本土」の傲慢

本土新聞の社説を2つリンクしました。
彼等にとって「理解を得る」=「強制する」「諦観を持たせる」「金を握らせる」という事。
そういえば小泉も、安部も、福田も、麻生も「理解をもとめる」「民意を確かめる」と発言していた。
菅直人も、同じ論理だ。

今朝の琉球新報の一面トップは「移設反対 金では動かず : 揺るがぬ民意」とあった。
沖縄の人は、異国支配も、戦争も、軍に蹂躙される苦しみも・・・十分知っている。
「理解」している。

本土人は、沖縄が舐めさせられ続けた辛酸を、更に「舐めよ」「舐め続けろ」と、
「なぜなら自分たちは舐めたくないから」と、わけしり顔で言う

米軍の現状について、学びもせず、確かめもせず、交渉もせず
いうがままの官僚や大臣なら中途半端な傀儡政府など必要ない。

彼等こそ米軍を受け入れ、メア国務省日本部長を日本国高等弁務官として招き
支配されればいい!

誇りを持たない奴隷として・・・・
名護市議選 より困難になった辺野古移設 社説(読売新聞 9月14日)
「他に現実的な移設先がない以上、政府は現行計画の実現に粘り強く努めるべきだ。」
「日本全体の安全保障にかかわる問題は本来、地元の民意に委ねず、政府の責任で判断すべきだ。」
「普天間飛行場の辺野古移設が不可能になったわけではない…「再開した沖縄政策協議会などを活用し、地元とのパイプ作りに積極的に取り組む必要がある。」

もっと真剣に沖縄と協議を 社説(日本経済新聞 9/14)
「真剣に沖縄と向き合い、移設案への理解を得る努力が必要」
「なぜ沖縄に米海兵隊が駐留しなければならないのか。政府はこの点についても詳しく、沖縄の人びとをはじめ広く国民に説明すべきだ。在日米軍の役割への国民的な理解を得る努力を怠ったままでは、普天間をはじめとする米軍基地の問題が和らぐことにはならない。」
「改革」という名で米国への従属を示し、
「理解」という名で民の服従を強いる菅直人を・・・・・・沖縄は拒否する。


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Posted by n_n at 09:29 │記事