2009年09月07日

法律をねじ曲げて、沖縄の海を埋め立てようとするものたちへ

法律をねじ曲げて、沖縄の海を埋め立てようとするものたちへ今日9月7日、沖縄県のアセス審査会があります。
県の「法律の専門家からの意見聴取及び質疑応答」があるそうです。

防衛局、国は、自らを規制し守るべき法律や条例に定められたことを無視して、事前調査強行し、今も連日、事後調査といわれているものを行っています。
これらのものはアセス法に定められた手続きを得ていません。

また、アセス調査そのものも「適正でなく」「無意味な」調査を短期間行っただけで、巨大な軍事基地を、ジュゴンの棲む大浦湾、辺野古周辺の生物の多様性が高く、繊細な地域に作ろうとしておきながら、適正でない調査内容とさえ矛盾する論理で、氏名すら明らかに出来ない専門家に「環境に影響はない」と言わせています。

この他にも、環境影響を検討するためには欠かせないヘリパッドの建設や莫大な砂砂利の採取ほかについて、法律に定められた市民による確認、意見提出の機会を避けて計画を発表するなど脱法行為を繰り返しています。

基地建設後に予定されている基地の運用計画、予定されてる欠陥機オスプレイV-22の配備などは、未だ隠されたままです。

このように、法律をねじ曲げて運用していこうとする卑怯で、悪辣な事業主沖縄防衛局のやり口に対して、わたし達は訴訟を起こしました。

詳細はこちらをご覧下さい。
「あなたも原告になりませんか。基地建設を止めるために…」
あなたも、わずか2000円で原告として、自然と平和、文化を守ることに貢献できます!!!
この件に関する記事などは、こちらをご覧下さい!
「今日のテント村と、違法アセス裁判に関する記事のご案内」

明日のアセス審査会は、主に、このようなアセス法の手続きが適正であったかどうかについて、県は、沖縄弁護士会前会長の三宅俊司弁護士、千葉大学の倉坂秀史教授を招いて聴くそうです。注目です! 是非、おいで下さい。



平成21年度第8回沖縄県環境影響評価審査会

日時:平成21年9月7日(月) 13時30分~16時30分
場所:カルチャーリゾート フェストーネ(℡ 098-898-1212)(宜野湾市真志喜3丁目28-1)
議題:普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書について(法律の専門家からの意見聴取及び質疑応答)

なお、9月10日午前11時より、沖縄大学3号館402教室にて、今度のアセス学会が鷲尾真由美さんが、桜井国俊学長と発表される「市民の立場からみた沖縄県内の環境アセス運用の問題点ー新石垣空港整備事業と普天間飛行場代替施設事業を事例としてー」の発表最終予行演習が行われます。
こちらも、大切な内容になると思われますので、どうぞいらして下さい。

(昨日の辺野古、日曜日、たくさんの人達が訪れてくれました。写真はミナミコメツキガニを写している人を、写しています。小さな命に興味を持ち、慈しむことがこの地を、この海を守ることに繋がっていくといいな)



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Posted by n_n at 00:00 │おしらせ